前記事でpHについて解説しました
では実際に美容とどのように関わっているかについてお話していきます。
pHには酸性とアルカリ性、そして中性があるとお話しましたが
皮膚、毛髪にそれらの液体(美容室だったらカラー剤とかパーマ液とか)が触れたときに皮膚にはどのような作用があると思いますか?
ザックリ説明すると
皮膚、毛髪は酸性の物に触れると収斂(引き締まり)し
アルカリ性の物に触れると膨潤(たるみ)します
そして
基本的には酸性には強くアルカリ性には弱い性質があり
皮膚においてはpH5.0前後では最も生理機能が活発になるということ
どういう事かというと
かぶれにくい、皮膚が荒れにくい、ダメージが無いのがpH5.0前後ということになります
ちなみにブリーチを含むほとんどのファッションカラーはpH8~11程度のアルカリ性でできています
皮膚、毛髪はアルカリ性には弱い性質を持っているので、必然的に髪のダメージ、地肌のかぶれ、ピリピリ感を引き起こすという訳ですね
あなたは皮膚、毛髪に悪いものを知らずに使っていませんか?
細かくお話するとジアミン等の内容成分も関係してくるのでこちらは又、今度解説していきたいと思います。
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