髪の毛とpHの関係性

はい、今回は髪の毛とpHの関係性について解説していきますね


前回、地肌とpHの関係性を記事にしましたが基本的には地肌も、髪の毛も似たような作用があります



どういう事かと言うと

髪の毛に酸性の物をつけると ひきしめ

逆に、アルカリ性の物をつけると たるませ


地肌のパターンと一緒ですね



髪の毛も引き締まったり、たるんだりするんです


実は美容室ではこのひきしめ、たるませを使い髪の毛のカラー、パーマ、縮毛矯正等の施術をおこないます


実際に使う薬液に当てはめてみると


ブリーチを含むファッションカラー
pH9~11
アルカリ系コールドパーマ液
pH8~11

この辺の薬液がいわゆるアルカリ性
つまりたるませ効果のある薬剤
キューティクルを広げて髪の毛の中まで薬液を浸透させるのでタンパク質を破壊してダメージに繋がります





ヘアマニキュアや酸性カラーなどの脱色作用のないカラー剤
pH2.5~3.5
酸性パーマ液
pH4.5~6

こっちが酸性
つまりひきしめ効果のある薬剤
キューティクルを広げたり、髪の毛の内部まで薬液を浸透させないので(最小限の浸透)
ダメージが無いに等しい





そしてこの時忘れちゃいけないのが髪の毛を構成するアミノ酸系タンパク質っていうのは1度変性(ダメージ)すると元の状態には戻らないって事

例えるならば
生卵を熱湯に入れて茹で卵になったら元には戻りませんよね?
あれは卵のタンパク質の熱変性って事になります





あなたの大切な地肌や髪の毛につける薬剤
どっちを選びたいですか?





ちなみに、これにプラスして有効成分やら薬機法での分類やら色々ややこしくなるのでそこはまたいつか詳しく解説しますね



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